「ひだり咀嚼は突然に!」

トレンディドラマみたいなお題ですが、私の咀嚼についてお話します。

コロナ禍の2020年夏、咀嚼の大家の先生(軽井沢)に
RS(リシェイピング:歯牙の形態修正)して貰って二年。
一昨日、無意識に左咀嚼が出来る様になりました。
(MDA無しで、練習で時々使用)

私、本来メインは右咀嚼でものを食べています。
左側は強烈なミューチュアリープロテクテッドオクルージョン
俗に言う犬歯誘導です。
噛みやすい方で食べるのは自然の摂理と言いますでしょうか。

左上3をRSにてシロナソで何とか動かせる事は確認できましたが、
かなり意識しないと噛めませんでした。
ですから根気よく左咀嚼を心掛けてましたが、
一昨日おっ( ̄0 ̄;と、無意識に左でモノ食べてたんです。

RS後、瞬時に咀嚼出来る反応のいい方もいますが、
私の様に二年掛かったという症例です。

(上下模型とMDA  MDAとは理想咀嚼運動が出来るオーバーデンチャーみたいなマウスピース)

40年近く動かしていない筋肉がいきなり動く筈はないと考えれば
歯根膜と筋肉の連動構築に時間が掛かった。
つまり長年の咀嚼関連筋肉や関節や、舌の動きを同調させるのは難しいことと
RSしてシロナソ(咀嚼運動計測機器)も動いてる様に見えても、
模型の目視や手の歯根膜でも気付かない小さな干渉が、
二年掛けて自然咬耗して干渉がなくなったのが一昨日?
とか考察できます。

指紋と一緒で、その人個有の噛むという
物を食べる動きは人それぞれ咀嚼運動は異なります。
上下歯牙同士の奇跡の接触がもたらす咬合と咀嚼。
我々が介入するには高いハードルですが
面白いと思うのは私だけ? f^_^;

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